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投稿日:2012-10-02 Tue
台風17号が日本の上を通り過ぎているときに、所在無さに積み上げてあった本の一冊に目が行った。それは世界名作全集「エジプト人」ワルタリ訳飯島淳秀だった。このあたりは全集モノでも全部揃っていない、というかほとんどバラバラでどうしようもなくて処分しようかと迷っている本を置いてある。エジプト、何というエキゾチックな響きをもった言葉か。ましてそれも古代エジプトを舞台とした小説であれば、あの薄絹をまとった絶世の美女なんて出てくるんだろうとワクワクしてくる。思わずごろっと寝転がって読み始めたというもんだ。
ところが活字が小さくて、薄暗い蛍光灯の下ではとても字を判別できない。何という情けないことか!! 仕方なしに天眼鏡を探し出してきた。昔、オヤジが使っていたもんだ。これを使うと字が大きくなって分かり易い。残念ながら天眼鏡を上から下へずらして読んでいくときはいいのだが、下から上に動かすとどの行を読んでいたのか分らなくなってしまう。
それでも読み始めたら止められない、止まらない。やはり小説は面白いモンだ。おっとっと時計を見やると日付が変わっていたりしてしまったり。ワシは非常に忙しい毎日を送っているから小説なんぞを読んでいる時間な無い。果樹は一段落したから次は庭の手入れはしなきゃならんのに、腰があがらない。全く困ったことになってしまった。
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