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投稿日:2012-09-04 Tue
タローは何も食べない、飲まないにも拘わらず未だ自力で場所を変えたりしながら息をしている。ワシがテレビを見ている間に机の下から這い出して廊下へ出てきた。テレビの音や話し声などでそちらへ行きたかったのか知らん。昔、今でワヤワヤやっているとどこからか出てきて部屋の隅で寝転んでいた。猫は人にはつかず家につく、と言われているがやはり人間と一緒に住んでいると人のいるところが好いらしい。
いろいろ調べたり考えてみた。何故、猫はポックリ逝かないんだろうか。今のタローは一番自然な往生の仕方を実践しているようだ。「即身仏」とか「入定」とかいうのは何かの願いを叶えようと、先ず十穀絶ちとかいって(腐敗しないように)身体の中から脂肪、水分を抜いてから完全に食べるのを止めて往生するんだそうな。
タローは今、まさに即身仏になろうとしている。未だお腹は静かに上下して息をしているのが分る。一番自然な死に方ならば、そっとして息絶えるのを見守ってやるというのが情けというもの、かしら?
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